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社会人落語決勝戦より

『社会人落語日本一決定戦』の決勝戦。
9/30に行われる予定が台風の為順延して12/3になった。
9/29の予選の審査をした責任もあり様子を見に伺った。
会場の【池田市民会館アゼリアホール】は、平日開催になったにも関わらず満員。

今回注目してたのは、私が予選審査した池田会館会場から決勝戦に進出した関大落研OBの浪漫亭来舞さん、朝日放送アナウンサーの桂紗綾さん。
そして、もう一人。
滋賀県の『さらさら寄席』でよくご一緒させてもらってる滋賀県の社会人落語【近江落語の会】のメンバー神楽家小粋さん。
彼らが2ヶ月のブランクをどう活かしてどんな落語をするのか?とても楽しみだった。
トップに出た浪漫亭来舞さんは、師匠の「鯛」をコンパクトにまとめて爆笑。
お客様をきっちり掴んでくれた。
その後も車家化狐さん、満腹亭いち福さんもしっかり笑いを取った。
流れ的に一番いい所で神楽家小粋さん。
彼とご一緒させてもらう『さらさら寄席』ではいつも歯切れのいい江戸落語をキチッと聞かせてくれるので「桃太郎」はどんな型になるのかと思いきや…
理系の彼にしか出来そうにない立て弁あり、座布団を子どもに見立てて抱きしめたり…こんな事する人やったかな?
いつもの正統派とは思いもつかない展開にビックリ。
続く焼酎亭ちどりさんはお坊さん、池田家夢彦さんは消防士、一め家さんすけさんは造園業。
社会人落語らしい。
そして、私の予選審査した会場の一押しの桂紗綾さんが登場。

アナウンサーという事もありマスコミの注目もありプレッシャーだったと思う。
出場者がみんな舞台袖で他の演者を見守る中、彼女は一人黙々と奥に引っ込んで集中していた。
彼女の「初鳴き」はアナウンサーの初めてのニュース読みの噺。
できそうにもない新人アナウンサーが完璧にニュースを読むシーンは、まさに早口言葉。
予選の時はちょっと甘噛み(トチってはいないが若干聞き取りにくい事)があったが…この2ヶ月で完璧に仕上げて来てて、言い終わった時には大きな拍手が起こった。
この後も狐々亭さえの助さん、猪名川亭風鈴さんと二人の女性が最後までお客様を離さない熱演ぶり。
皆さんの熱演に「自分も稽古せなアカンなぁ…」と刺激を受けたほどだ。
結果は…
なんと私の予選審査した会場から浪漫亭来舞さんが3位。
桂紗綾さんは市長賞。
そして、滋賀県から初めて神楽家小粋さんがチャンピオンに輝いた。

今年も予選から、おそらくプロの噺家以上に腕のある方もいらっしゃったと思うが。
社会人離れしたらある種セミプロ。
直向きな落語愛が伝わる方に来年も参加していただきたいと思うし、私もそんな姿を見極める事ができるような審査をしたいと思いました。
2018/12/03
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